2009年7月5日日曜日

エコカー減税、補助金

こんにちは。USED CARセンターの村井です。 

 国の基準を満たした燃費、環境性能をもつクルマに対する、減税と補助金対策が
始まっています。
当社で販売しているクルマのほとんどには縁のない話なので、正直あまり興味を
持ってみていなかったのですが、お客様との話題の中ではけっこう登場するように
なってきました。

 現在のシトロエンのラインナップがエコカー対象に選定されない最大の理由は、
日本で10・15 モードでの燃費試験を行い、そのデータを国に提出するということ
をしていないか らです。
では、その試験を行えば基準を満たす成績が出るかというと、おそらく出ない可能
性が高いと思います。日本車の”日本仕様”は、10・15モード試験の走行に合わせ
て、エンジンのセッティングはもちろん、ギヤ比なんかまで注意深く選んでいるそうで
すから。そんな日本車でも、ギリギリ通るか?という試験にシトロエンが照準を合わ
せて、というのは、やはり難しそうです。
あと、アイドリングモードでの燃費は、残念ながら日本車に及ばないと思います。

先日フォルクスワーゲンは、日本での燃費試験を行い、年内にも減税、補助金
対象車の認可を取る方針を発表しました。
欧州車が本来持っている、中低速トルクの豊かさが損なわれずに実現されるので
あれば、歓迎すべきことだし、シトロエンも追従してほしいなあと思います。
でも、難しいだろうなあ。

先日、C3にお乗りのお客様から、うれしいお知らせをいただきました。
茨城県と奈良の往復をC3(1.6 センソドライブ仕様)で走破され、復路ではリッター
あたり20キロを記録したとのことです。
当社の社員が乗るXsara VTRも、日頃から18キロぐらい走るとのこと。
オートマの仕様だとここまでは難しいですが、近年のシトロエン車の実用燃費は、
意外と悪くないのです。