2010年7月26日月曜日

夏の空気圧にご用心

こんにちは。USED CARセンターの村井です。

前回記事でのオリックス T-岡田の活躍予想、見事に外れてしまいました。
ま、初出場ということで緊張してたんでしょう。
明日から始まる後半戦では、相手ピッチャーの攻めも厳しくなるでしょうけども、
頑張ってさらに実績を積み上げてほしいものです。


さて、自称「空気圧オタク」の私ですが、夏は苦手です。
タイヤの温度が上がると、空気圧の設定が難しくなるからなんですね。

メーカー指定のタイヤ空気圧は、おおむね摂氏20度の条件で測定することを
前提に設定されています。
それが、今のように暑い時期に、立ち寄ったガソリンスタンドですぐに測定しても
らうと走行抵抗によってもタイヤが熱くなっていますから、かなり高い値を示して
しまう可能性が大です。この時に、慌ててタイヤの空気を抜いてしまうことは禁物
です。翌朝タイヤが冷えている時に再度測ると、規定圧より大幅に下がってしまっ
ていることが予想されます。

また先日、セルフのガソリンスタンドに設置のポータブル型空気入れを借りて空気
圧を合わせ、その後すぐに、自分が一応の信頼を置いているエアゲージで測り直す
というイヤミなことをやってみたところ、30%ぐらいの違いがありました。
もちろん、精度の高いエアゲージを置いておられるガソリンスタンドもあると思います
が、お店によってバラつきはあるものと思っておいたほうがよいでしょう。
タイヤが熱い状態で、かつ精度が低いエアゲージで規定圧に合わせたとしたら、せっ
かく空気圧調整を行ったとしても、あまり意味のないことになってしまいます。
ガソリンスタンドでエアを入れてもらう場合は、規定圧より高めのところまで入れてもら
って、翌朝の走行前タイヤが冷えている時に、ご自分が納得のいくエアゲージでみな
がら抜いていくのが良いと思います。

エアゲージをお買いになったら、できれば他のエアゲージでの数値と比較して(当社の
ものと比較頂いてもいいですよ)、誤差の見当をつけておかれるといいですね。

理想的には、当社の工場でオイル交換などの作業後にタイヤが冷めてから調整する
と、正確に設定できます。
また、タイヤが熱い場合には、そのことを考慮したエアの注入を行っていますので、ご
安心下さい。